うさぎの古い日記

午前中、ボスに来客があった。

仕事がもらえるかもしれない！と期待して、「なにかお手伝いしましょうか？」と聞いたが「なんもない」と言われ、意気消沈。ボスも暇。私も暇。そして渡された、この本。向い合わせの席で、二人とも読書に励む。

神戸市生まれの公認会計士、山田真哉さんの「新会社法」の本である。彼の著書で一番、有名なのは「さおだけ屋はなぜ潰れないのか？」だろう。現在もベストセラーにランクインしている。

「日本一わかりやすい」とか「世界一やさしい」とかをキャッチコピーに、数々の本がヒットしているが、読んでみると、なるほど本当にわかりやすい。

ご存知の方も多いと思うが、新会社法が来年中に施行される。

最低資本金制度が廃止され、有限会社は設立できなくなる。・・・と言うことは、資本金が１円でも株式会社が設立できると言うことになる。

「ウチは有限会社なのに、どうするのよ〜！！」とおっしゃる方もいるだろうが、現在の有限会社は、特例有限会社として存続できる。もちろん、株式会社にもできる。

新会社法の施行に先立って、ＬＬＰ（有限事業責任組合）と言う名の全く新しい組織が誕生した。その第１号になるぞ！と息巻いていたのが、この山田氏である。

このＬＬＰは、知的産業の起業には使いやすい組織なので、今後、増えていくだろうと予測される。

せっかく勉強したばかりなので、もっと説明したいのだが、読んでいただいている方には、退屈だろう。だから、もう書かない。

（興味がある方は、コメント欄・掲示板・メールでご連絡下さい。詳しくご説明いたします。）

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