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2007年11月07日

家の灯り。



仕事帰りに寄りたいところがあったので、少し遠回り。

私が生まれてから17歳までを過ごした家の前を通ってみた。
当然のことながら、今では、私が暮らした家は跡形もない。
立派なお家に建替えられて、知らないご家族がお住まいだ。
私が幼い頃、この家には、お風呂がなかったので、毎日、銭湯へ通っていた。

銭湯までは直線距離にして100mほど。
銭湯に行く途中、キャッキャと笑いながら、左側にあるお家の玄関の扉を全て開けていったことがあったらしい。
私のあとを、一軒一軒、お詫びしながら付いて回って、恥ずかしい思いをしたと母から聞いたことがある。

父や母に手をひかれて、毎日通った道を歩く。

月を追い越そう!と母と競争しながら帰ったこと。
10までの数え方を、銭湯で覚えたこと。
思い出して、涙がこぼれ落ちた。

「ありがとう」と「ごめんね」をどれほど繰り返しても足りないくらい、感謝している。

この道は、こんなに暗かったかな?とふと思う。

私が大人になったから?
なにを見ても、輝いて見えなくなったから?
それもあるかもしれないな。
いや。でも、それだけじゃない。

震災で倒壊したお家が多かったこのあたり。
新しいお家が建ち並ぶ。
銭湯に通ったころの面影も少なくなってしまった。

それぞれのお家から、もれてくる灯りが少なくなったんだ。
両側のお家も静まり返っている。

町並みはきれいになったのに、家の灯りが少ないって、なんだか寂しいね。



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この記事へのコメント
うさぎさん、こんばんは。
今日ね、『続・三丁目の夕日』を見てきたんですよ。
家族で銭湯に行って、腰に手をあて牛乳を飲むシーンがありました。
なんだか懐かしかった~(^_^)
うちにも小5に引っ越すまで風呂が無くて、うさぎさんよりちょっと遠い銭湯まで行ってたもんです。
弟二人だったから、一番下が母と入って私は父と男風呂。ある時同級生(男子)と遭遇しちゃって
それ以来二度と男湯に入れなくなりましたよ(笑)
今どきは、眠らない街だとか言って24時間明るいとか言うけれど
昔の明るさってそういうものとは違うんですよね。明かりに体温を感じるというのかしら。
安心感や夢や希望や、家族や人の温かみで、明るさの調節が出来てた様な気がするんですよ。

「街の灯りちらちら~♪あれはなにを囁く~ 愛が一つめばえそうな胸がはずむときよ~♪」
マチャアキの『街の灯り』って曲、いいですよね(^_^)
Posted by うるる at 2007年11月07日 22:36
家族仲良く銭湯通い……いいですねえ。
ほのぼのとした家庭で育ちたかったです。(^^;

家に帰ったとき、灯があるといいですよね。
そして、タマネギの匂いとか、カレーの匂いが漂っていると幸せ。そんな日がまたやってくるんでしょうか? 
いまは赤ちょうちんだけが温かい灯火に見えます。(笑)
Posted by 千石(^^) at 2007年11月08日 12:12
☆うるるさんへ
こんばんは♪
「続・三丁目の夕日」をごらんになったのですね。
こちらも大ヒットの兆しですよね(^-^)
昔は、もっと隣近所がなにをしているのか、わかったものですよね。
プライバシーは守れるけど、ご近所でなにが起こっているのか、わからないことも多々あります。
これって、かえって無用心じゃないの?って思ったりしますよ~!
うるるさんも銭湯へ通っていらしたんですね。
銭湯で牛乳やジュースを買ってもらいましたか?
ウチは、貧乏だったので、全くダメだったんですよ~(>_<)
な~んにも買ってもらえませんでした(T.T)
ジュースを飲んでる子が、羨ましかったです。

マチャアキさんの歌は、良い歌がたくさんありますよね♪
Posted by うさぎ at 2007年11月08日 19:19
☆千石(^^)さんへ
こんばんは♪
アハハ!こうして書くと、我が家もほのぼのしているように思っていただけますか?
今でこそ穏やかな父ですが、昔は、ご近所でも「鬼畜」との評判でしたから~(笑)

千石(^^)さんは、近い将来、赤ちょうちんじゃない、本当の灯りが待っていてくれるようになりますよ(^-^)

今日の写真は、北一硝子のなんとか館です♪
Posted by うさぎ at 2007年11月08日 19:22
鬼畜ですか…我が父は80歳を前にしてもどうにもならんです。(^^;

本当の灯りと思ったものが、今年の春に暗くなり夏には、消えてしまいました。この歳で、灯台が無くなると行き場がないです。(> <)
今年は生まれてはじめてひとりで過ごすクリスマス。クリスマスまでに彼氏を作る!とかいう女性をバカにしてきましたが、気持ちが分かるようになってしまったような…。女性ファンがいっぱいいるのに、いかんですね。(爆)
Posted by 千石(^^) at 2007年11月08日 20:38
千石(^^)さんへ
こんばんは♪
あれ?お家の灯りが消えたのは、そんなに最近のことなのですか?
失礼なことをお聞きしていたら、ごめんなさい。

いいえ。一人歴の長い私から言わせていただきますと・・・(笑)
クリスマスが寂しいのは、若いときだけです。
歳をとると、お正月に一人でいるほうが、精神的にダメージが大きくて、こたえるのです(T.T)
だから、お正月までに、灯りをともしてくれる愛しい人を見つけましょうね!
・・・って、クリスマスと1週間しか違わないけど・・・(^^;)
Posted by うさぎ at 2007年11月08日 22:27
すいません。
エコのため、うちも帰ると
外から見たら真っ暗です(笑。
必要最小限しか電気つけないもんで。
それとねえ、今はほとんどの家が
夏でも雨戸しめて寝てるもんねぇ。
うちには、雨戸・シャッターのたぐいは存在してませんが(笑。

そういえば、こんな言葉があったなあ。

  暗いと不平を言うよりも
  進んで灯りを付けましょう
Posted by z0ra at 2007年11月08日 23:18
私の生家は阪神大震災で一部損壊ですんだんですが、
両親が「家がもう古いし、傷んだから」と言って引っ越してしまいました。
私の生家はもうなく、駐車場になってしまいました。

震災の被害が大きかったところは、きれいな家が立ち並んで、
町並みもきれいになったけど、なぜか不自然な気がします。
Posted by みゅう at 2007年11月09日 14:52
☆z0raさんへ
こんばんは♪
どうも、z0raさんには、私が言いたかったことは伝わりにくいようですね(^^;)
不平を言っているつもりもありませんが、許されるのなら、人の家の灯りでもつけにいきたいですよ。
Posted by うさぎ at 2007年11月09日 18:50
☆みゅうさんへ
こんばんは♪
ああ、みゅうさんのご実家も、一部損壊の被害を受けられたのですね。
生家が存在しなくなることは、珍しい話しではないのですが、震災で・・・
と思うとやりきれない気持ちになります。
これは、私だけじゃないと思います。
この地域で、あの震災を経験した人には共通する気持ちだと思います。

そうですね。キレイに区画整理されすぎているように感じます。
昔は、人のぬくもりがもっとあちらこちらにあったような・・・☆
Posted by うさぎ at 2007年11月09日 18:55
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家の灯り。
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