うさぎの古い日記

「１２月」と言うだけで、なぜか気忙しくなる。
賞与を楽しみにしている方も多いだろう。私の職場でも、冬の賞与が、目前に迫っている。
来週、お客さんを招いてセミナーを開催する。昨日と今日は、その資料作成のため、会議室にこもっている。一人で黙々と仕事をしていると、狸ちゃんがやってきた。

狸ちゃんが「すごいですよ〜♪」と言う。「何が？」と私。「賞与ですよ。多いですよ〜。」と・・・そんなこと有り得ない。今年は、敗北宣言した会社の件があるので、私の評価は低いはず。
それを簡単に話すと、狸ちゃんは「そんなことないですよ〜」と、おっとりしている。「もうええって。」とつっけんどんに返事したものの、ふと気になった。「ほんまに？」と聞くと、狸ちゃんはニコニコ笑っている。「いくら？」と聞いてみた。すると「え〜っとね・・・あ！やっぱり言うの、やめときます」と言う。
自分から、話しを振っておいて、ずるいやん！教えてよ！と暴れてみたが「明日になったら、わかりますよ」とかわされる。「なによ！ケチ〜！」と言っても、狸ちゃんは笑っている。
明日になれば、イヤでも知ることができる金額を教えろと言って、悪態をつく私も見苦しいが、「ケチ〜！」と言われて笑っている狸ちゃんも恐ろしい。彼女は、本当に強くなった。
賞与のことで、私を冷やかしに来たのかと思ったら、賞与の計算でわからないことがあるので聞きに来たと言う。本題、そっちのけ。
狸ちゃんにとって、スゴイ金額とは、いくらなのか・・・？狸のお金って、葉っぱだったっけ？

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