うさぎの古い日記

今朝の父との会話。

う「明日、お墓参りに行こうと思ってんねんけど、一緒に行く？」
父「行かへん。」
う「じゃあ、私、行って来るわ。」
父「行かんで良い。」
う「なんでやの。」
父「今日、仏壇の掃除して、提灯も出すし、花もお供えも買うて来るから、行かんで良いんや。」

父の言い分は、お盆には、亡くなった人が家に帰ってくると言うのだから、お墓に行っても無駄なのだとか。家のお仏壇をきれいに整えてお待ちするものらしい。たしか、去年もそんなことを言っていたなぁ。

私の言い分は、ほかのお家のお墓は、きれいに掃除してあって、新しいお花もお供えされているのに、母のお墓だけ汚れていたら、肩身が狭くて、母が寂しがっているように思う。

「そしたら、もっと早くに行ってやれや！！」ですって。そんなに怒らなくても・・・ねぇ。


お昼から、近くの商店街へお買い物。

１ヶ月前から、毎週、見に行っていたものがある。どうしても気になるので、ついに買ってしまった。

家に持って帰り、箱を開けて、眺める。



すると突然、「あんた、またそんなもん買うて来て！いいかげんにしなさい！」・・・ううっ・・・。

叱られちゃった。この歳になって、１日に２回も、おとーしゃんに叱られちゃった。なさけねえ。


でも、落ち込んでいたってしょうがない。では、気分転換に昨夜のお話しを。

昨夜の友人とのお食事会は、「志津鮨」だ。

写真を撮れない雰囲気のお店なので、諦めていたが、コースの途中で、勇気を出してお聞きしたところ、快く了解して下さった。「写真を見たくらいで、真似できるとも思ってないし、真似してもらえたら、それはそれで嬉しいことやし。どんどん撮ってよ。何にも聞かんと勝手に撮る人もいてるし。」とマスターがおっしゃっていらした。

８回目（だったっけ？）にして初めて撮った「志津鮨」のお料理です。コースの途中からですが、ごらん下さい。


鱧のゼリー寄せが、トマトの器に入っています。


鯨の貴婦人と言われる、にたり鯨のベーコンです。


たこ酢味噌あえです。この酢味噌の味は、初めてですよ。めっちゃ美味しいです。


え～っと、これが４本目だったっけ？


鱧の茶碗蒸しです。一年中、いつでも、旬の魚を使った茶碗蒸しがでてきます。


鯨のおばけです。関西以外でも「おばけ」って言うのでしょうか？これは、本物のおばけです。


お造りは、一切れからオーダーできます。これは、二人分です。生の鳥貝が美味しいです。ひらめには、ウニがはさんであります。


鯨の皮のにぎりです。とっても濃厚ですが、深い味わいがあります。


志津鮨では、デザートも楽しみです。こちらは、ワインのシャーベットです。飲めない人が食べると、酔いますよ。


こちらは、トマトのシャーベットです。


透明ですが、香りも味も、正真正銘のトマトジュースです。

焼物や器にも詳しくて、芸術にも造詣が深くていらっしゃるので、お話しもとても楽しいです。時間が経つのを忘れてしまいます。

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