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2007年05月12日

母に届くかな。

明日は、母の日。

母に届くかな。

ちいさなちいさな、白いカーネーションの鉢植えを買ってきて、母にプレゼント。

かりゆし58と言う沖縄出身の3人組が歌う「アンマー」と言う歌をご存知だろうか?
初めてこの歌を聴いたとき、涙でボロボロの汚い顔になりながら、母に会いたい!と心から思った。
初夏の晴れた昼下がり 私は生まれたと聞きました
母親の喜び様は大変だったと聞きました
「ただ真っ直ぐ信じる道を歩んでほしい」と願いこめて
悩みぬいた末に この名を私に付けたと聞きました
我が家はあの頃からやはり 裕福なほうではなく
友達のオモチャや自転車を羨ましがってばかり
少し困ったような顔で「ごめんね」と繰り返す母のとなりで
いつまでもいつまでも泣いたのを覚えてます

アンマーよ アナタは私の全てを許し全てを信じ全てを包み込んで
惜しみもせずに 何もかもを私の上に注ぎ続けてきたのに
アンマーよ 私はそれでも気付かずに思いのままに過ごしてきたのでした

「強さ」の意味をはき違えて ケンカや悪さばかりをくり返し
勝手気ままに遊びまわる本当にロクでもない私が
真夜中の静けさの中 忍び足で家に帰ったときも
狭い食卓の上には茶碗が並べられていました
自分の弱さに目を背け 言い訳やゴタクを並べ
何もせずにただ毎日をだらだらと過ごし続け
浴びるほどに飲んだ私が 明け方眠りに落ちる頃
まだ薄暗い朝の街へ 母は出て行くのでした

アンマーよ 私はアナタに言ってはいけない 決して口にしてはいけない言葉を
加減もせずに投げつけてはアナタの心を踏みにじったのに
アンマーよ アナタはそれでも変わることなく 私を愛してくれました

木漏れ日のようなぬくもりで 深い海のような優しさで
全部 私の全てを包み込んだ
アナタの背中に負われながら 眺めた八重瀬岳の夕日は
今日も 変わらず 茜色に街を染める

度が過ぎるほどの 頑固さも わがままも卑怯な嘘もすべて
すべて包み込むような愛がそこにはありました
アナタのもとに生れ落ちたことは こんなにも幸せだった
今頃ようやく気づきました こんな馬鹿な私だから

春先の穏やかな朝に新しい命が生まれました
アナタの様に良く笑う宝石みたいな女の子
「優しさの中に凛々しさを秘めた人」になるようにと願い
アナタの一番好きな花の名前を付けました


この歌を聴いて涙した私の気持ちが、母に届くと良いなと思う。

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Posted by うさぎ at 22:14│Comments(8)日常
この記事へのコメント
ガオオオオオオオ!!!!なんて素敵な歌詞なんですか!
うさぎさんの気持ち届いてますよ!届きますよ!あっしが届けますよ!
感動しました・・・。うちは母と二人暮らしなのでいつまでもオカンが居るって思ってオカンにはフランス語で文句を言っているんですが・・・。反省・・・。
「木漏れ日のようなぬくもりで 深い海のような優しさで・・・」
なんていい歌詞なんや!うさぎさん、素敵な歌をありがとう♪
ガオオオオオオオ!!!!!
Posted by ラッコ at 2007年05月13日 00:30
☆ラッコさんへ
おはようございます♪
良い歌詞でしょう?
これが、素朴なメロディーにのって、力強い声で、歌われると、ボロボロですよ。・゜゜・(>_<;)・゜゜・。
全てが、この歌とシンクロするわけではありませんが、こころ打たれる部分が、1箇所はありますよね。

あら?ラッコさんのお母さまも、おフランスのご出身ですか?
わたくしのママンもおフランスですのよ。
偶然ですわねぇ・・・オホホ(^0^*

今日だけは、「いつもありがとう」と言ってさしあげて下さいね♪
Posted by うさぎ at 2007年05月13日 08:16
おはようございます^^
良い歌詞ですね♪うさぎさんのお気持ちがよくわかります。

私も最近イルカさんの「まあるいいのち」に感涙しました。
この歌は昔の歌だけど、最近だんな様を亡くされて再リリースされました。

  みんな おなじ いきているから
  ひとりにひとつづつ たいせつないのち

大切な命を奪う病気はなぜなってしまうのかな??
ごめんなさい朝っぱらからへんなことを言いました。
Posted by みのりの相棒 at 2007年05月13日 09:49
☆みのりちゃんの相棒さんへ
こんにちは♪
イルカさんの旦那さまのお話しは、最近、ワイドショーで見ました。
まだ、お若いので、残念でなりませんよね。
「まあるいいのち」も、やさしくて、良い歌ですよ(^-^)
寂しさや悲しみを乗り越えたからこその深みが、聴く側にも伝わってくるのでしょうね。

相棒さんの大切な人が、ご病気なのでしょうか?
心配です。

今日は、お母さまに何かプレゼントをなさるのかな・・・♪
Posted by うさぎ at 2007年05月13日 13:10
良い詩ですね。
私の母も、私が20歳の時に亡くなり、それからはず~っと白いカーネーションです。
今、自分が子どもを持って母の心がとてもよくわかります。
でも、自分はちゃんと母をやっているのか不安ですが・・・
Posted by nonkoge at 2007年05月13日 18:31
☆nonkogeさんへ
こんばんは♪
昨日、nonkogeさんのエントリーを読んで、かける言葉もなく、帰ってきました。
nonkogeさんは、ちゃんと・・・と言うより、十分にお母さんをやっていらっしゃいます。
負けないで!頑張って!と遠くで応援することしか、私にはできませんが・・・。
Posted by うさぎ at 2007年05月13日 20:37
聞きました♪私もこの歌を聴いて胸がジーンと熱くなりました。
面と向かってお母さんに言えない気持ちをこの歌は愛情いっぱいに伝えてくれますね。
今も涙がにじんできました。
これはとてもきれいなカーネーションですね!
私はカーネーションの色はどれもあまり好きではないのですが
この白だけはとても美しいと思います。
きっときっと天国のお母さんも喜んでくださっていることと思いますよ。
うさぎさんの気持ちが届いていますよ!
Posted by さっち at 2007年05月13日 21:52
☆さっちさんへ
こんばんは♪
さっき、ふと、さっちさんのことを考えていたのですよ。
さっちさんは、お母さまに、母の日のプレゼントを贈るけど、お子さんからは、母の日のプレゼントをいただくのだなぁ・・・。
贈る側、いただく側、どちらの気持ちもが味わえるなんて、良いなぁ♪って、ボーーッとしながら、思っていました(*^^*)

アンマーは、何度聴いても、ジーンとしますし、泣いてしまいますよね。

美しいカーネーションだと思って下さって、とても嬉しいです♪
ホワイトサプライズと言う品種のようです。
母に届いていますよね(^-^)
Posted by うさぎ at 2007年05月13日 22:52
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母に届くかな。
    コメント(8)