うさぎの古い日記

今日は、母の１３回忌。

父の協力も得て、なんとか、無事に終えることができた。

久しぶりに会った伯父の印象が違って、ビックリした。数年前までは、いつも険しい顔をして、出てくる言葉は、厳しい言葉が多かった。

その伯父が、迎えに出た私を見つけて、満面の笑顔。読経の間は、以前の伯父の表情だったが、それ以外は、終始にこやかだった。

曾孫ができただけでは無い、何かが違う。伯父の笑顔に、年月の流れを思う。

しかし、法要の時のお坊さんの装束は美しい。袈裟と言うのだろうか？金糸、銀糸で手の込んだ刺繍が施されている。その刺繍を見つめているうちに、体勢はだんだんと前のめりに・・・ふと気付いて、姿勢を戻す。やっぱり躾が行き届いていないから、お行儀が悪い。

少しわからない点もあったが、恥を承知で、直接、お坊さんに教えていただいた。伯父に聞こえると怒られたかもしれないが、耳が遠くなっていたことに救われた。

ああ、終わった。今年の一大イベントが、無事に終わった。ご先祖様を守っていくのは、本当に大変なことだ。お金も使う、気も遣う。だけど、それが当たり前のことと教えてくれた両親に、そしてご先祖様に感謝。

※これが「黒無花果」です。

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