うさぎの古い日記

またまた杖を片手に、ボスが出勤。だが、先週に比べると、動きが軽快。聞くところによると、昨日くらいから、グッと楽になったらしい。私も、マジックハンドを卒業できるってもんだ。めでたし、めでたし。

今日は、午後から月例会議。

ジュニアが、何かを提案しても、誰も返事しない。ジュニアの方を見ようともしない。

クライアントへ送る記事について、ボスが「どれが良いですか？」と聞いても、うんともすんとも言わない。

自分が黙っているのだから、女どもも黙ってろ！と言わんばかりに、私が、何かを切り出そうものなら、完全にシャットアウト。

ボスの言う通りに、ボスの望む通りに。

いったい、どこの国やねん。毎度のことながら、うんざりする。

今日は、ボスの様子が違った。
「聞いてんねんから、なんか返事せえや。」
若い男性スタッフが答える「それで良いじゃないですか。」
「そんな言い方ないやろ！」とボス。

だよねぇ。

宴会の行き先さえ「どこか行きたいところはありますか？」「食べたいものはありませんか？」とボスが聞いても、息を殺して時をやり過ごす。

私だけが「ふぐ！」「焼肉！」「しゃぶしゃぶもええなぁ」なんて言っている。黙っているヤツらからは、睨まれるが・・・。

だったら、何か言えば良いんだよ。自分の意見を言えよ。控えめなのか？やる気がないのか？

会議が終わってから、ジュニアに言った。
「○○さん（ジュニアの名前）、あのね、みんなの意見を聞いてくれるのは、ありがたいけど、何かの返事が返ってくることは期待できないでしょ。誰か、これやりませんか？なんて聞いても、誰も手をあげないよ。ある程度、独裁的に決めないと。目の前に人参、ブラ下げられて、やっと歩き出すくらいやねんから。走り出すわけがない。」と。

自分が一緒に勤めている人たちのことだから、あまり悪くは言いたくなかったが、思い切って言った。ボスも、ジュニアも、「そうやな。」と頷きながら笑っていた。

最近、よく考える。ヤマネコが仕事を覚えてくれたら、もう辞めようか？「糠に釘。」「暖簾に腕押し。」「昼行灯。」そんな人たちに染まらないうちに、辞めたほうが良いんじゃないのか？

ボスは尊敬できても、それとこれとは、ハナシが別だしな。

あなたにおススメの記事