はぁ・・・。

頚部の３番目と４番目の骨が少し細くなっているけど、これで右腕が痛くなることは考えられないので、今回の痛みとは関係ないでしょう。ＭＲＩを見たけど、これと言った原因と言うものは、見当たらないので、今までの治療を続けて下さい。
だって？
あれだけ大騒ぎしておいて、それで帰ってきたって言うの？

父に背中を向けて「アホちゃう？」とつぶやいてしまった。
大病院の診察結果が、これである。
「昨日から、全然痛くないし。」と父。いやいや・・・痛いとか痛くないとかの問題じゃなくて・・・。納得できるまで、食い下がって聞けば良いのに。

何が原因なのか？
骨に異常が無いのなら、神経が原因なのか？
神経を調べてもらうには、どうすれば良いのか？
何に気をつけて生活すれば良いのか？

私が何を聞いても、まともな返事一つ、返って来ないじゃない！やっぱり付き添えば良かった。だけど、彼も６０過ぎた大人だから、大丈夫だろうって思うじゃない？

自分の体に、一番、関心を持っているのは、自分自身でしょう？なのに、なんで、私が何か聞くたびに「あ！」とか「聞いてない・・・」とか・・・。

大病院で萎縮してしまったのか？忙しそうな大病院の医師に、気を遣ったのか？あちらは、それが仕事だよ。

それにさあ、お医者さん！病気を診て、人を見ずか？言いたいことが言えない人、聞きたいことが聞けない人が、世の中には、た〜っくさんいるんだよ。もう少し時間を費やして、説明したり、不安を取り除いてくれても、良いんじゃないの？３時間待って、１０分の診察じゃ、マンモス・マモタン並みだよ。

はぁ・・・本当に頼りない父。
それでもね、迷子になりながらも、大病院の中を探検してきたことを、楽しそうに話す父を見ていると、あまり怒れなくなっちまうよ。