大捕物。

うさぎ

2004年11月17日 23:49



今日は、5回目のインターフェロン注射のため、みのりを病院へ連れて行く日。
仕事を早く終わらせて、家に帰る。服を着替えずに、そのまま、みのりを捕まえて病院へ行く予定だった。私が部屋に入ったとたん、みのりがベッドの下に隠れてしまう。パソコンを立ち上げて、出かけないふりをして、みのりを油断させようとした。案の定、ゆっくりと姿を現した。だけど、警戒しているので、私には近寄らない。
捕まえようとしたが、逃がしてしまい、またベッドの下に潜り込まれてしまった。
こんなに嫌がっているのに、病院へ連れて行かなければいけないのか?少しでも元気になってくれるのなら、連れて行かなければ!と自問自答を繰り返しているうちに、涙が出てきて、ベッドの上で、おいおい泣いた。私が泣いている間、みのりもベッドの下で、鳴き続けていた。
しばらく泣いていると、みのりが心配そうに見に来てくれた。かわいそうだけど、ここで捕まえる。毎回、こんな大捕物を繰り広げるのだろうか・・・。
病院で体重を量ってもらうと、昨日より、わずかに増えていた。そして注射・・・みのりにしては珍しく、担当獣医さんを威嚇して、シャ〜!と言った。すぐあと、私の手に、噛みついた。みのりの怒りが爆発したように思えた。
1箇所の傷が大きかったようで、二人の獣医さんと一人の看護士さんが、私の手を診てくれる。二人の獣医さんに診てもらうなんて、獰猛な動物になった気分だ。
みのりはカラーを付けられて、パラボラアンテナ姿になって、注射された。
担当の獣医さんは「みのりちゃんがストレスを感じないようにして下さいね」と言うけれど、通院そのものが、みのりには何よりのストレスだ。
今もみのりに噛まれた手が痛む。だけど、この痛みは、みのりの痛みに比べると軽いものだ。噛むことで、ストレスが解消されるのなら、いくら噛んでもらっても良い。
みのりの病院が終わったあと、私の病院へ。月に一度の注射の日。

※写真は、動物病院で会ったウサギちゃん。
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